会社案内
会社概要
法人名称 | イマ・ライフ・ジャパン株式会社 |
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創立 | 2008年5月15日 |
代表者名 | 宮﨑 まと |
本社 |
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熊本事業所 |
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資本金 | 4,000万円 |
株主 | IMA Life The Netherlands B.V.(100%) |
取引銀行 | 三井住友銀行 本店 |

本社所在地MAP
くらまえ三洋ビルは、JR中央・総武線亀戸駅より徒歩8分ぐらいです。駅から明治通りを北へ向かって歩き、蔵前橋通りを左に曲がります。そのまま直進して、亀戸天神通りとの交差点の少し手前の左手にある、薬局やクリニックの入っている茶色のタイル張りのビルです。
日本法人設立までの経緯
【凍結乾燥事業の歴史】
1945年 | 英Edwards社が医薬品用凍結乾燥装置を開発 |
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1955年 | 産業用凍結乾燥装置の生産をイタリアに拡大 |
1968年 | 英BOC Groupが英Edwards社を買収 |
1972年 | 独Kniese社を買収し、産業用凍結乾燥装置の生産をドイツにも拡大 |
1986年 | 米国NY州Tonawandaにおいて、凍結乾燥装置の生産を開始 |
1992年 | 凍結乾燥事業の中核拠点をTonawanda工場に設定 |
1994年 | 蘭Calumatic社を買収し、Dongen工場にて充填装置と入出庫装置の生産 |
1999年 | 事業の統合完了とBOC Edwards Pharmaceutical Systemsへの名称の変更 |
2002年 | Tonawanda工場の大規模な拡大 |
2004年 | 中国にて合弁企業Edwards Tian Li Pharma Systems(ETPS)を設立 |

英BOC Groupから伊IMA Groupへ
2006年9月 | 独Linde Group(当時工業用ガス分野世界第5位)による、英BOC Group(当時工業用ガス分野世界第2位)の買収 | ||
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2007年5月 | 米ファンドCCMP CapitalによるBOC Edwards部門(BOC Group内の真空関連事業部門で、主要顧客は半導体やディスプレー分野)の買収 <BOC Edwards内で、対象顧客ベースの異なる医薬品関連事業のBOC EPS部門はこの買収の対象外となり、Linde Groupに残留> |
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2007年11月 | 伊IMA Groupと独Linde Group間でBOC EPS部門の買収合意 | ||
2008年1月 | 同買収手続き完了
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2008年2月 | 未買収であったETPSの50%の株式を、中国側合弁パートナーから取得し、IMA GroupによるBOC EPSの全ての生産拠点の買収が完了 |
日本法人設立
日本では、長年に渡り日本のエドワーズ社の一部門として、凍結乾燥装置や入出庫装置の輸入販売や保守を担当してきた。しかしながら、上述のように2008年1月を以て、本事業に関しては世界的にBOC Edwards部門との資本関係も無くなり、日本でも完全に独立した事業として新たに法人を設立することになった。
2008年5月15日 | IMA Edwards Japan KK 設立 本社:千葉県八千代市(前所属先のエドワーズ株式会社内で登記) |
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2008年9月1日 | イマ・エドワーズ・ジャパン株式会社に商号を変更 現在の住所に本社所在地を移転 |
2010年4月1日 | イマ・ライフ・ジャパン株式会社に商号を変更 |
代表者ご挨拶
イマ・ライフ・ジャパン株式会社の次なる飛躍を目指して
代表取締役社長の宮崎まとでございます。
イマ・ライフ・ジャパン株式会社は、世界的な包装/プロセス機器メーカーであるイタリアのIMA社の唯一の日本法人として、2008年に発足致しました。なおその前身は、英国の工業用ガスの会社であるBOCグループの一員であったエドワーズ株式会社の医薬品事業部であり、凍結乾燥装置を数十年に渡り取り扱ってまいりました。
IMA社は、様々な分野でその事業を展開しておりますが、医薬品関連事業部門(IMA Pharma)に属して無菌製剤製造装置を担当するIMA LIFE部門の下で、当社は主として日本の医薬品業界に向けて、各国の工場で製造された機器類の、販売/保守/各種技術支援等を行っております。
IMA LIFEの強みは、無菌製剤の生産一貫ラインを一社で提供できることでしょう。ラインの設計から製造、運送、稼働、保守といった作業の全てを、一社に任せることが可能になります。また、特に先進的な医薬品業界を有する欧米において、非常に多くのシステムを納入しています。その実績と経験が、海外市場を見据えた日本の医薬品メーカーにとっても、有用であるものと確信しております。
現在世界的に、第四次産業革命とも呼ばれている大きな変革が訪れようとしております。IMA社でも、IMA DIGITALというスローガンの下で、従来の医薬品製造装置の枠組みを大幅に超えた斬新な装置(スマート・マシン)の開発/製造や、生産工場の自動化とインテリジェント化(スマート・ファクトリー)、更には様々な顧客サービスに対応したシステム(スマート・サービス)等の実現に向けて、その努力を加速させております。本ウェブサイトでも、IMA DIGITALの解説記事と、それらを取り巻く技術的、社会的な背景について記載しています。
2019年には、日本法人としては初めての試みとして、独自に本ウェブサイトを立ち上げました。本社のIMA GROUPやIMA Pharmaの英語のウェブサイトをご覧いただくとお分かりになるように、そのコンテンツは非常に充実しているものの、やはり日本のお客様方に気軽に内容をチェックしていただくのには、言語の観点からも、相当な無理があるものと認識しておりました。そこで、これらの英語のウェブサイトへの橋渡し的な役割だけでも担うことができないかと考えて、ごく一部の情報だけではありますが、日本語でお読みいただけるような簡略版のサイトを準備いたしました。本家の英語のサイトはその更新頻度が非常に高いので、本サイトの情報にはどうしてもタイム・ラグが生じてしまいますことを初めにお詫び申し上げておきます。
振り返ってみますと、2018年は日本法人の創立から10年という節目を迎えた年でした。世界的な変化が押し寄せている中で、当社でも従来の事業のやり方に固執するのではなく、変化を恐れずに新しいアイデアを出して、次の10年間に大きな飛躍ができるように、全社員が一丸となって努力をしていく所存でございます。今後とも当社をよろしくお願い申し上げます。